土地の購入で損しない方法(パート3)
こんにちわ、第3回目となります「土地の購入で損しない方法」の続きです。最近では“投資”ブームが来ておりまして、不動産に対する投資も徐々に個人投資家が目を向けるようになってきました。
また、企業の運営についても経営学の観点から企業資産の最も効率的なインベストメント(投資)が達成できるように、専門的な知識が重宝されるようになっています。
「ちゃんとしてる人だね」と思われる基準もグッと高いレベルで要求されるようになってきた昨今、組織の中で輝くにも、リーダーとして輝くに投資の知識の一つとして土地のポイントを押さえておくことは、今後のあなたの大きなメリットになることは間違いないことです。
ちょっと本気の知的情報になるので難しいと感じられるところもあると思いますが、『ちゃんと系男子ブログ』に
”そういえばあんなことも書いてあったな”
と知識の引き出しを増やすような意識で読んでいただければと思います。
ちなみに、大切な皆さんのお時間をいただくことになるので、できるだけ情報が即現場で活用できることという思いで記事を作成しております。
では、さっそく本題に入ります。リストの下水道の項目から紹介します。(リスト参照)
土地は下水道が接続可能か
土地の活用方法として住居やオフィスなどのお手洗いや台所・給湯室などが将来必要となる場合には必ず下水道に接続が可能かということについて確認しておくことをお勧めします。
都市計画区域内に土地を購入される場合には先ず『道路に土地が接しているか』ということが一つの判断材料になってきます。
下水道管は通常は公共の土地に埋設されるものです。公共の土地とは、道路(公衆用道路や赤線道「パート2記事参照」)や自治体所有の雑種地や用悪水路等を指します。なかでも、道路については構造上も管理上も埋設しやすいため道路に接しているということは新規の接続の場合はハードルを低くしてくれます。
もし、道路に接していない場合は、公共の土地が土地に接しているかを確認してください。先ほども触れたのですが、自治体の所有する赤線道や雑種地や用悪水路など購入を検討している土地の地図(公図)を確認して探してください。
もし、何らかの自治体所有の土地が接しており、なおかつ、その公共の土地が下水道管に到達することができるかを確認してください。
もし、このような土地が周りに全くない場合は、つまり、購入を検討されている土地の外周がすべて私有地であるということは、下水道につなげる方法は、土地を借りるしかないということになります。こうなるとかなりハードルが高くなります。
想定される出費としては、土地の賃借料または使用料のほか、垣根や舗装などによる付帯工事にかかる費用が考えられます。
また、土地の賃借や使用については、契約書の作成や登記手続き等を要することも考えられますので、これにかかる行政書士等への依頼、登記に必要な地図作成の測量経費等を考えると下水道管の埋設工事以外にかかる経費は100万円前後になる可能性があります。
ということで、住宅やオフィス等の建設予定で土地を購入するときは下水道への接続が容易にできるところを探すことをお勧めします。
下水道をめぐってのよくある紛争!!
Aさんは新居を建てようと思い土地を探していたところ、ちょうど狙っていた地域に格安の土地があったのですぐさま購入しました。購入後、ワクワクしながら新居のイメージを作るため住宅メーカーと設計相談をしました。
ところが、住宅メーカーの設計担当から思わぬことを言われました。この土地のお手洗いや台所の排水を流せるところがないとの一言でした。慌てたAさんは詳しい説明を聞きました。
まず、土地が接している道路よりも1m程度低くなっているためすぐ近くの道路に埋設してある下水道管に接続できないということでした。
何か方法はないかと調べたところ、土地に土砂を埋め立て土地を高くすれば接続できるということが分かりました。仕方なく想定外だった土砂の埋め立てをすることなり、数十万円の費用がかかることとなりました。
このように、平坦な場所で土地を購入されるとき、格安の空き地には何か理由があることが多いのです。
埋め立て程度であれば安くはないですが100万円程度ですが、下水道に接続するために、道路の水路や歩道やガードレールの工事をする必要が出たり、
さらには、下水道の接続先(既に埋設されている管路)が浅くて自然に流すことができないため、ポンプ設備を設置しなくてはならない場合もあります。
こうなってくると、200万円の追加費用が発生するなど踏んだり蹴ったりですね。結局、安く買ったつもりが高いお金を払わされたと法的な紛争に至る場合もあります。
購入前には必ず下水道の確認をしておきましょう。一番いいのはすでに下水道が土地の中まで引いてあるようなら問題はないですね。
実は今回のテーマの下水道の関係はまだまだ知っていないと損をすることが多いのです。
全部を紹介すると本1冊分になる量なので、最もよくある場合を記事にしました。もし、「損しない土地選びコンサル」を希望される場合には”お問い合わせ”からご連絡ください。このブログからの申し込みの場合はコンサル料金は初回相談分は大幅値下げ(簡単なご質問等は無料!)で伺いますのでご利用ください。
土地は上水道が接続可能か
お次は上水道の接続についてです。やはり土地を購入しても水がないとなれば、できることは制限されますよね。
上水道は通常下水道と同じく、道路の中に埋設されているものが多く、新たに水道を土地に引くということになれば道路工事もしなくてはならないことが多いです。
ではどうやって上水道が接続されているのかを確認する方法ですが、市役所や区役所の水道担当課に行けばすぐに分かると思います。ですが現場でもすぐに分かる方法があります。
現場では水道が土地内に引いてある場合は給水管が地中から立ち上がっている場合がほとんどです。
ではこのように外見上では分からない場合は、隣接する道路を歩いてみると判断できることが多いです。道路の中に小さなマンホール(直径30㎝くらい)が見つかればその地域には上水道が引いてあるということが確認できます。
上水道は下水道とは異なり、圧力で水を配っている管路なので、土地の高さはさほど気にする必要はありません。ただし新たに敷地内に水道管を引こうとすると先ほど述べましたように道路工事は必要になりますので、その経費は想定しておいた方が良いでしょう。
新しく土地を買う地域が農村地域の場合について
最近ではライフワークバランスを考え田舎で新たな暮らしを始めたいという人も多いかと思います。そこで、新たに田舎で家を建てる際に知っておくとよい情報を少し紹介しておきます。
農村地域では市街地のように上水道や下水道がない場合があります。しかし、農村については地域的な近代化を進める中で水に関するインフラ整備も農村スタイルで進められてきました。
水道でいえば井戸水や谷水が飲料用水として利用されていましたが、衛生上の問題や供給を安定させる目的から農村版の水道事業「農業集落営農飲雑用水事業」が全国的に進められました。そのため、多くの農村地域でも水道が利用できるようになってきました。
しかし、この水道は集落や地域単位で管理しているものが多いため、この水道を利用できるかどうかは地域の営農飲雑用水管理組合といったような団体があると思いますので、そこで相談するようになります。市街地の上水道施設と異なり小規模であることが多いため、配水能力によっては給水できないことを理由に断られることがあるかもしれません。
農村地域で土地を購入される場合には事前に管理組合に状況を聞いてみておくのが良いでしょう。
ちなみに、農村地域には下水道があるところもあります。「農業集落排水事業」といったような名称で管理されていると思います。この施設の管理は多くは市役所や町役場が多いので、使用についてはそちらに相談するようになります。
今回の記事はここまでにします。読んでいただきありがとうございます。上水道と下水道の菅家について記事にしました。
いずれも道路に管路を埋設することが主流になりますので、道路工事費も必要な経費になります。道路の種類によっては大きな工事費になる場合もありますので、土地の購入の際には、上水道や下水道が既に引いてある土地の金額的比較を行い、100万円クラスの工事費(要見積check)がかかることを考慮して金額交渉をすることで大きな損を避けることができるようになりますね。
では、少しでも有利に交渉が進められますように!!

