田舎で起業するなら何がいい?魅力的なお仕事お勧め5選 

こんにちは。Be-labo.の秋山です。

今回の記事は、もっと自由に働きたいとか、新しいことに挑戦してみたいとか、田舎に移住して生活を変えたいと考えている人に向けて、職務上で様々な事例に関わってきた経験から、面白さ、やりがい、収入、安定性という視点から判断し魅力的なお仕事だと感じたものを紹介したいと思います。

この記事を読むことで、田舎での仕事は農業の他にも色々なことができることを知ってもらい、これから先の人生の選択肢が増えることを期待します。では、さっそく初めて行きましょう!!

田舎の魅力的なお仕事5選

田舎の魅力的なお仕事を順に紹介していきたいと思います。人によって趣向が異なりますので、できるだけイメージしやすいよう、実際にどんなことをしているのかということを中心にご紹介します。

古民家を利用した民泊経営

民泊経営は年々需要が高まっています。観光庁の調査では、国内旅行者の利用だけでなく、外国人の利用が増加傾向であることが発表されています。

民泊の利用者のアンケートによると利用する理由では料金のお手軽さとホストとの交流などが挙げられています。

実際に民泊を経営している人に話を聞いてみますと、一度来られた人がリピーターとして繰り返し利用されることもあり、第2の故郷的な感覚で楽しんでいる人もいるようです。ホストとしても季節によって異なる地域のお料理を出すことで喜んでもらえ、とてもやりがいを感じているようでした。

具体的には春には七草がゆを一緒に作ったり、夏には近所の川で遊泳したり魚を捕ったりと都会では出来ない田舎ならではの遊びを満喫できることが人気のようです。

民泊は生活する家屋の一部を宿泊施設として提供するもので、大きな改修費などがかからず、起業しやすいところも魅力の一つです。現在(2022年)は新型コロナの影響で訪日外国人の利用は減っていますが、在日外国人の利用は需要が増加しているため、今後の需要の伸びは期待できると思います。

収入の面でみると、観光庁の発表では平均5千円程度が一泊の相場のようです。地域の暮らしに根付くイベントなどをアトラクションとして付加価値をつけ収入を増加させるなど工夫をしているようです。

古民家の取得については一般の不動産会社よりも自治体などに問い合わせてみる方が良いでしょう。空き家バンク等の情報提供をしている自治体は全国的に増えています。

注意点として、古民家でも特に空き家期間が長いものは家屋の痛みが激しいものもあります。また、下水道や浄化槽の設置の状態、上水の引き込みや近接する道路の状況、宅地の湿害や日照、その他多くの確認しておくべき点があります。せっかく古民家を取得しても修理費などに多くのお金を要するようでは残念な結果になってしまいますね。自治体では詳細について確認できないことも多いと思いますので、不動産に詳しい人にアドバイスをもらうことをお勧めします。

ちなみに、Be-labo.では様々な視点で古民家経営の問題点や改善策をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。かなり有益な情報やご提案をさせていただきます。

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さらに詳しい内容を別の記事にします。さらに深堀した内容を紹介したいと思いますので、楽しみにしておいてください。(近日公開予定!!)

複合施設カフェの経営

動物と触れ合える機会を求める需要は常に高いです。また、犬や猫をペットとして飼っている人の同伴でのお出かけ需要も高まっています。このような需要を捉えて動物に関連したカフェを経営し成功している人もいます。

田舎では遊休農地(何も栽培されていない農地)が多く点在している事情もあり、安く土地を買ったり、借りられるため、ドッグランや動物とのふれあい広場のような施設は低予算で設置することができます。自らも動物が大好きという人にはもってこいのお仕事です。

また、BBQやキャンプをしたいという需要は高まっていますが、実は、田舎だからと言って自由にできるところは少ないのが実情です。山に勝手に入ることもできませんし、火と使うということになればなおさらです。川にしても漁業権が設定されている場合には、自由に魚釣りをすることもできません。

このようなニーズを手軽に満たせるように組み合わせを考えていけば、複合型施設を持つカフェの経営はアイディア次第で色々な可能性を生み出すものです。

実際に牛を放牧して乳しぼり体験やバターづくり体験ができるカフェを経営している人がいますが、子供連れの家族には大人気で自家製アイスクリームの売り上げも好調とのことでした。買主の責任ではありますが、牧場内に自由に犬を走らせて良いのも付加価値になっているようでした。

廃校利用による雑貨店

田舎には人口減少によって活用されなくなった公共施設が沢山あり、その管理が地域の課題となっているものも少なくありません。使われなくなった小学校や中学校もその一つです。

学校であれば様々な設備があるため、工夫次第で様々な用途に活用できます。具体的な事例としては、ある島の小学校では手作りのチョコレート製造販売所として利用されています。カフェや雑貨の販売もされていて郷愁漂う廃校カフェは人気の観光スポットになっています。

また、公共施設としては地域の公民館なども激安物件として買い手を募集しているものも自治体のHPサイトで紹介されていることもあります。もともと公民館だったところを買い取り入浴できるように施設を改修しキャンパーやサイクリストの休憩施設として集客し雑貨や特産品を販売している事例もあります。最近では地域おこしの拠点施設として廃校が利用されているケースもよく耳にします。

自分で焼き物をしたり、小物を製作するようなことが好きな人はアトリエ兼店舗として活用できるような物件を探してみてはどうでしょうか。

ドライフラワー製作所

生花を生産する能力がなくてもドライフラワーを作ることはできます。もちろん植物の特性を理解したうえで製作していきますが、慣れれば様々な草花をドライフラワーにすることができます。ドライフラワーの需要は安定してあるため、保管するスペースが十分に確保しやすい田舎ならではの強みを生かせるお仕事です。

さらに、田舎には自然がすぐ近くにあるため、フラワーリースなどの装飾品の材料となる木の実や樹木の枝やツルなども入手しやすいため、自然志向の原材料を扱うお店の開業は難しくありません。

さらに、ドライフラワーを活用した商品の開発をしてみるのも良いでしょう。例えば、ドライフラワーを溶かし込んだキャンドルや、透明な樹脂に閉じ込めてお花のピアスを作ってみたり小物づくりが大好きな人には趣味を兼ねたお仕事になるのではないでしょうか。

また、ドライフラワーだけでなく、薬用作物の栽培やハーブ類の栽培を合わせて行えば、乾燥させることにより手作りスパイスやお茶の商品化もすることができます。

ドライフラワーや乾燥させたハーブなどは重量が軽いため運搬もしやすく、イベントなどへの出店やマルシェなどへの出店も一人でも十分可能ということもメリットになっています。乾燥させるという作業で様々な可能性が出てくるのも植物の面白さでしょうね。

ちなみに、薬用作物(ドクダミや甘草など)の大量の栽培については、需要があると言われていますが、起業して2,3年は収入にしにくいためお勧めしません。継続的な栽培実績を評価されるため、需要はあってもそうそう簡単には買取はしてくれないのが実情です。また、薬事法をはじめ販売や生産に関する制限的な制度もあるので始めのうちは手を出さないようにしましょう。

オリジナル日本酒海外輸出

現在日本酒の海外での消費量は拡大しています。日本国内では消費は減少傾向にあるのですが海外では日本食ブームの影響で今後も消費量は増えていく見通しです。

さらに日本国政府としては、国内人口の減少による農産物全体の消費量の減少は、国の礎である農業の衰退と農地の荒廃を招くと非常に危惧しているところで、海外輸出を増やすことで農業を守ろうとしているため、農産物の加工品の輸出に対しても様々な支援策を作っています。そのため、新たな挑戦を検討をするなら今は絶好のチャンスとも言えます。

ですが、ご存じの方は多いと思いますが、お酒の製造・販売は法律で行政の許可を要することとなっています。そのため、勝手に作って販売することはできません。しかも、日本酒を作るといっても作り方も分からないし原料となる酒米も入手できない人がほとんどです。

ここで田舎の強みが発揮されるのです。

最近ではお酒業界でもOEM(オリジナル商品の委託製造)が増えています。原料の指定や数量を指定し、オリジナルのお酒を造ってもらうことができます。

田舎でコメ農家の知り合いができれば、酒米を作ってもらうようお願いできますね。酒米づくりは基本的な作業内容はご飯用のお米作りと類似しているため、コメ農家にとってはさほど難しいお願いにはなりません。

他にも、日本酒だけでなくリキュール類のOEMも可能ですので、地域の果実(例えば、ゆずや梅など)を利用しオリジナルリキュールを作ってもうらのも良いかもしれませんね。せっかくなので地域の農産物を利用することで田舎の強みが生かせるようになると思います。

また、OEMの単価は委託の内容によって異なりますので一概には言えませんが原料の調達もできないようであれば、原料の地域指定とラベル指定をするような委託方法もあり、安価なものでは数十万円で100本や200本を製造してもらえます。

オリジナルのお酒ができれば、あとは行政への販売許可の申請です。販売方法の内容によって申請書類も変わってきます。また海外輸出をする場合には相手方との契約も必要となります。様々なハードルを越えていくこととなりますが、独立行政法人のジェトロ(日本貿易機構)では様々な研修などの支援を受けることができるので、これを活用しながら夢の実現を図るのも面白いと思いませんか。

もし、どうしてもこのような行政手続きについても支援を委託したいときには、お近くの行政書士事務所などに相談すると良いでしょう。相談先にお困りの際は、Be-Labo.にお気軽にご相談ください。

この記事のまとめ

もう一度今回の記事を振り返ってみましょう。

もし田舎で農業以外で起業をするならという疑問に対して次の5つのお勧めのお仕事を挙げてみました。

point‼

1 古民家を利用した民泊経営
2 複合施設カフェの経営
3 廃校利用による雑貨店
4 ドライフラワー製作所
5 オリジナル日本酒海外輸出

どうでしたか?何か気になるものがありましたか。田舎暮にはまだまだ沢山の魅力があります。新鮮な食べ物や雄大な自然、伝統的なイベントや歴史ある風物詩などなど。

新型コロナによってさまざまな生活様式の変更が余儀なくされました。しかし、新たな価値観も生まれたと思います。その一つは多様性だと考えます。田舎には画一化が困難な取り残された素敵なものが沢山眠っています。

これから新しい価値観は、このような眠っているものを掘り起こし、今の私たちの感性に適合させていくことで生まれてくるのではないでしょうか。その作業の始まりが田舎で面白いことをやってみたいと夢をもつことかもしれませんね。では、今回はこのあたりで終わります。