40代の独立・起業準備に『ブログサイトの運営』を勧める3つの理由

独立・起業するにあたり、誰もが考えるのは『ネット広告』の活用方法や『ネットビジネス』で収入を得ることだと思います。近年ではYouTubeやTikTokなどの動画による宣伝広告やネットビジネスが中心的な存在になり、挑戦する人も増えていると思います。

一方でブログについては、最も脚光浴びた10年以上も前に比べると、“今さら感”が出ています。中には、文字で情報を伝える時代はもう終わったという人もいます。(実際に私も始める前には時代遅れではと思ってました。)

では、なぜ、独立や起業の準備にブログサイトを運営することを勧めるのか、と疑問を抱かれると思います。この記事では、その理由を、具体的な経験や日々のコンサル業務を通じて得た知見や経験に基づき分かりやすくお伝えしたいと思います。

この記事で得られる価値

・独立起業の準備になぜブログサイトの運営が役立つのか分かる
・起業に必要な経営資源として使えるにブログの効果的な活用方法が理解できる
・ブログの意義は広告収入だけではないことが理解できる

ちなみに私ですが、現在、起業や独立の支援を中心に公的制度を活用した経営計画などの策定支援を行うコンサル業をしています。詳しい経歴等はこの記事の最後に自己紹介をつけておきますので興味があったら見て下さい。日々の業務やこれまでの経験から得た知識を多くの方に共有したいと考えブログやSNSで情報発信をしています。

40代の独立・起業準備に『ブログサイトの運営』を勧める3つの理由

まず初めに、ブログサイトの運営を勧める3つ理由は次の通りです。

  1. 独立・起業に向けたストック収入の確保
  2. 情報発信による優良な顧客づくりのツール
  3. 起業前に模擬店が開設できテスト販売ができる・・・【超重要!】

独立・起業に向けたストック収入の確保

独立や起業するには、やはり経済的なゆとりは欲しいところです。私の場合は、周りに独立起業の経験者が少なかったことや、自分自身のリサーチ不足により、様々な広告に踊らされ高額な授業料を払ってスキルを身に着けることを考えました。ですが結局のところ、ほとんどのセミナーや教材が役に立たず多くの資金を失ってしまいました。

例えば、投資系のスキルを身に着けるコーチングやサークル、SNSを活用した集客方法のセミナーや塾、自己啓発系のサロンや教材など、この多くがあまり役に立ちませんでした。

中には、役に立ったという人もいると思うのですが、そもそも、習ったからといって収入を得られるようなものは何もないということです。

(これは、同じような失敗をしてほしくないので、絶対に知って欲しいのですが、「自分の売り物がなくても大丈夫。再現性のあるスキルで○○人の人が実践し、収入を得ています」というような広告のセミナーは、経験上お勧めしません。これは、教えるのではなく、売らせているのです。授業料を払うのではなく賃金をもらうべき案件です。)

そんな選択の失敗を続けていく中で、唯一、自分の事業に生かせるものとして今も大いに役に立っているのが、ブログサイトの運営スキルです。

ブログによる広告収入の獲得

ご存じかもしれませんが、アフィリエイトとかGoogleアドセンス広告といったネット上の広告媒体としてブログサイトを活用し、広告収入を得ていくというものです。

有名な収入を得る方法ですが、難易度は高いです。知識や理論上の難しさはありませんが、とにかく忍耐のいることです。記事を作り続けることで閲覧機会を増やし、その結果広告価値が高まり、統計的に1000分の1という確率で収入が発生してくるものです。

ですが、ちょっと考えてもらいたいのは、統計上1000分の1で収入が上がるということは、実際にポストにダイレクトメールを配布して歩く場合とあまり確率が変わらないということです。

このことは、大きな意味では、合理的に集客数を上げる方法だと理解してください。チラシのポストインはひたすら歩き回り時間を浪費していくばかりです。しかし、ブログ記事は一度作成すれば、放置しておいてもずっとポストインに代わる仕事をしてくれます。

わずかな人しか見ていない場合でも大丈夫です。たったの10人しかその記事を見ていなくても、100の記事を作れば1000人が見てくれることになります。

もう一段ステップアップして考えます。

もしあなたが、10人しか見に来ない記事を何度も繰り返し磨きなおし、その結果50人の人が見に来るようになったとします。あなたはいくつの記事を書くことで1000分の1の収入を得ることができるようになりますか。

答えは20記事です。たったの20記事を何度も磨きなおせばよいのです。さらに、この作業を繰り返すうちに、一つの記事が100人、1000人と読まれるようになれば、収入は徐々に増えていくこととなります。さらに、作業を繰り返すことで文章スキルは向上し、最終的には磨きなおす必要のないものをすぐに書けるようになるはずです。

初めての広告収入が得られるようになれば、あとは楽勝ですね。

ストック収入とは

ストック収入とは、不動産の賃貸借料や音楽の著作権料のように、保有する財産や権利から得られる収入のことです。

ブログはストック収入を得るための財産になります。こういうと怪しい言い方になりますが、労働は常に自分の体力と時間を消費していきますので、限界があります。しかし、ストックは自動的に収入を得られるものです。なので、作り上げていくことは無駄なことではありません。

ブログをストック化するために重要な点は、ブログの内容です。ブログがずっと価値ある状態にしておくには記事の内容が陳腐化しては意味がありません。なので、記事のテーマを選択する際には、流行りもの記事ではなく、長く読み続けられるテーマを選択してください。

例えば、アイドルやイケメン俳優の記事は旬が短いです。反対に、料理や旅行などの記事は息の長いテーマになります。

旬の短いテーマを選択した場合は、新しさが売りになるので、次から次へと記事を更新することが求められます。ページビュー数は上がりやすいですが、これでは、ストックとは言えないので、目先のページビュー数だけを追い求めることがないように注意しましょう。

情報発信による優良な顧客づくりのツール

2つ目の理由です。起業したばかりの頃は収益が安定しないことが一番の懸案事項になります。この不安を少しでも軽減させるのが、優良な顧客の人数になります。

では、ブログの作成がなぜ優良な顧客づくりに繋がるのかということについてご説明します。

独立後はこれまでのように組織のうしろだてを得ることができなくなります。(独立して直後には、いくらか前職の肩書などにすがることもできますが、半年もすればほぼ効力を失います。)そうなると、自分の提供できる価値のみで勝負することとなります。

独立して気が付くのですが、多くの知り合いは仕事を通じて関係性が保たれていたもので、多くの人脈は解消されます。独立して失うものは安定した収入と人脈です。

ということは、この失う人脈に期待していると大きな失敗をしてしまいます。あなたが独立し起業した後の新たな人脈を築いておかなければなりません。

そこで便利なツールがツイッターやフェイスブックやインスタといったSNSです。これらは利用者も多く、広い範囲の人とつながることができます。SNSのこの性質を利用することで、事前に自分の考え方や趣向に共感する人を集めることが可能になります。

さらに、SNSは検索機能があるため、同じような趣味趣向を持つ人に積極的にアプローチすることができます。一度に多くの人にアプローチすることはできませんが、徐々に増やしていけばあっという間に大きなネットワークになっていくのがSNSの強みです。

しかし、SNSに欠点があります。それは、情報量に制限があるということです。このため、発信したい情報の全てを発信することはできません。一度に載せられる写真や動画もわずかです。

しかし、ブログは多くの情報を発信することができます。写真も動画も文章もSNSとは比較になりません。仮にあなたが独立してパン屋さんを起業したいとすれば、美味しそうなパンの写真に様々なコメントをつけて情報発信できるようになります。

さらに、いったんあなたのブログサイトに招待することが出来れば、関連した記事も併せてアピールすることができます。

このように、SNSで興味を持ってもらい、ブログで詳しく情報を提供するという流れを作ることで、あなたのことを知ってもらえ、共感をえることでファンになってくれるのです。ファンは色々な面でアドバイスや情報を与えてくれます。そして、起業後にはあなたの優良な顧客になってもらえます。

起業前に模擬店が開設できテスト販売ができる・・・【超重要】

最後3つ目のお勧めの理由は、ブログサイトを活用し模擬店を作り、テスト販売ができるということです。

これは、ブログで通販サイトのようなことをする意味ではありません。

ブログサイトから得られる閲覧に関するデータをもとに、マーケティングができるということです。GoogleアナリティクスというサービスやGoogleコンソールというサービスがあります。

これらを利用することで、あなたの作成したブログにリアルタイムで何人の人が見に来ているのかを見ることができるようになります。

他にも、どの投稿記事が人気があって、見に来た人はどのような経路であなたのブログサイトを渡り歩いて、どの記事でじっくり時間をかけて読んだのかということを全て見ることができるのです。

このようなデータがあれば、現在のトレンドを把握することできるようになります。また、興味を誘うキャッチコピーを知ることができます。出来の悪い記事も修正することで反応を再確認できます。

ブログサイトの運営はマーケティングそのものです。

あなたが起業する前にしっかりこのデータを積み上げていれば、開業してすぐに心を込めて作った商品やサービスが的確にファンの心を射止めることとなるのです。

補足説明

全てのブログができるとは限りません。ブログ専門サイトを利用したブログでは多くの場合、Googleアナリティクスやコンソールのサービスを利用できません。このサービスを利用するためには自分のドメインを取得し自前のサーバーを用意する必要があります。

ドメインの取得はあまり大きな費用は必要ありません。サーバーはレンタルで構いません。両方合わせて1ヶ月千円程度です。

レンタルサーバーを借りると、一つはドメインを無料でプレゼントしてもらえる会社もありますので、経費はもっと安く抑えられます。

アンチブログの先入観について

「今さらブログって古くないですか?」といった、アンチブログ的な先入観について、お答えしておきます。

冒頭でも触れましたが、ブログは文章による情報発信が主なものとなりますが、近年では動画による情報発信の方が重要視される傾向です。そのため、様々な広告が動画として配信されています。テレビのCMもその一つです。

ですが、実は、これらの動画は文字広告への誘導の役割が主な働きであることを知っておいて下さい。冷静に思い返してもらたいのですが、結局、私たちは買い物をする前には、ほとんどの商品について文字情報を確認しているのです。

日常的なところでは、コンビニでおにぎりを買う際にも動画を探して商品を検討することはありません。パッケージに書かれている文字情報に目を通します。

これが、高額な商品であれば、なおさら詳しい情報を文字で得ようとするものです。つまり文字情報の役割は終わっていないということです。丁寧に言い換えると、終わったのではなく、変化したのです。

どのように変化したのかというと、『当たり前の存在になった』ということ、そして『早さ、分かりやすさ、正しさ』が求められるようになりました。

この変化によって淘汰されていったのが、単に商品の表面的なことだけを情報として発信するようなブログ記事や、超有名人以外の人が作る、何も情報を得られない単なる日記やエッセイのようなものは、ほとんど見られる(プレビューされる)ことはなくなりました。

こんな感じで、今やブログは情報源としての役割を担うものとなりました。

これから先にも文字情報が不要になることは全くなく、より洗練された『早さ、分かりやすさ、正しさ』が求められる媒体として変化し成長していくと思われます。

これで、ブログが終わったコンテンツではないということが納得いただけたのではないでしょうか。もし納得いただけたのであれば、アンチブログの先入観は拭っていただき、地道な作業を繰り返すことを「一歩一歩前進している」と頭のなかで置き換えてもらいたいと思います。

この記事のまとめ

独立起業する際にブログサイトの運営スキルがどのように役立つのか理解いただけたと思います。とにかく将来の独立や起業のことで少しでも何か始めようと思うなら、絶対に独自ドメインを取得したブログサイトの運営を始めることです。

少しでもいいのです。かじる程度でも、あきらめて止めてしまってもいいので、経験してみることです。そこには必ず『やって良かった!!』が見つかります。あなたが行動に移して喜んでくれればうれしい限りです。

自己紹介

優しい父親。 私は20年以上公務員として、地域振興、社会福祉、建設関係の職務に従事し、その間、地域産業育成や法人等の設立をはじめ、セーフティネットのケースワーカ、建設管理部門においては訴訟(裁判)・賠償案件の担当として法務事務も担当。組織内では、ある有名な元県知事・政治評論家との出会いに心を突き動かされ、組織構成員の資質向上と経営環境改善を目的とした研究グループ(現在の屋号【Be-labo.】の起源となるグループ)を立ち上げ、自らリーダーとなり活動を開始。管理職への昇進を機に40代で退職独立。現在は経営相談を主に、起業や公的補助金制度の活用を支援するコンサルタントとして起業。起業後数ヵ月で事業費ベースで累計1億円以上の制度補助金案件を受託。某広域商工会の派遣講師等の指導、口コミによる多数の経営相談や公務員時代から積み上げてきた様々な分野の多くの経営事例の知見は大きな強み。