裁判案件!怖がらなくていい理由
皆さんは裁判を経験したことがありますか。

お宅の商品を買って騙されたよ!
おかげで大きな損害が出てしまったよ。
賠償金として、100万円払えよ。

10万円の商品に対して
賠償金100万円払うというのは・・・

払わないって言うなら、話にならないから
裁判所に訴えてやるからな!!

・・・・・どうしよ。
「出るとこ出ますよ」、「訴えてやる!」、「法的手段をとります」
というセリフにドキッとした経験がある人は少なくないでしょう。
こんなセリフを言われると、突然に不安になったり、恐ろしくなりますよね。本当に嫌なセリフですよね。
では、なぜこのセリフがここまで不快な気持ちにさせてしまうのでしょう。
それは、裁判に関する情報がほとんどないからです。
なかでも、裁判と聞くとすぐに法律のプロ『弁護士』や『司法書士』といった人たちを思い浮かべて、ちょっと相談するだけでも高額な料金を請求されるのではないかと想像して、パニックになってしまいますね。
今回の記事は、そんなことが起きる前に、日ごろから少し知識を準備しておくだけで、不安がかなり軽減されることになるので、
”裁判について知っておいた方が絶対にいい”と思うことを紹介しようと思います。
ちなみに私は、法律のプロではありません。なので法律に関するお話は別の人に任せて、仕事で裁判にかかわってきた経験から、一般人目線で知っておいた方がいいなと思うことをお伝えします。
裁判案件!怖がらなくていい理由
まず、皆さん裁判する部屋って入ったことありますか。ドラマや映画では見たことあるという人は多いと思うのですが、部屋の雰囲気はあの感じです。
弁護士さんに代理を依頼している場合が多いと思うのですが、民事裁判では弁護士(代理人)どうしで第1回口頭弁論から始まります。
この口頭弁論というのは、訴える内容を口頭で裁判官に伝えるところからスタートして、被告側がこれに対して自分たちの意見を文書や口頭で申し立てるという感じです。
いきなりテレビでよく見るようなやり取りが始まるのではなくて、原告被告の双方から言い分を聞く(文書で)機会でとても静かに進みます。
なので、ある日突如として、
「裁判所で判決をもらったから賠償金100万円を請求します!」
なんてことはあり得ません。なのでこれは詐欺の手口なので無視して大丈夫です。一方の言い分だけ聞いて判決するなんてことは絶対にありません。
しかも、裁判は「争い」があって初めて起こされるものですので、スマホやPCでサイト閲覧中に法的手段を取りました!!みたいな画面が出ること事態があり得ないのです。
ちなみにですが、本当に裁判所に訴えられた場合には、訴状が裁判所から送られてきます。なので、これは無視してはいけません。口頭弁論の機会に訴状に対する答弁をしないと、訴えの内容を認めることになってしまいます。
そして、訴状が着いたら弁護士さんに相談して、答弁に必要な書類を作成して裁判所に提出するようになります。どんな資料が必要になるのかは弁護士さんに聞いてみるといいです。不必要なものまで作って無駄な労力をかけないようにしましょう。
お互いの言い分を聞いた裁判官は争点の整理に取り掛かり必要な書類を提出するように静かにお話しされます。
このように、民事裁判というのは、原告と被告に何らかの意見の相違が生まれて、それを法的に解決していくこが目的となります。
ただし、刑法にかかわるような、他人をケガをさせるとか、他人の物を奪うといった事柄は意見の相違ではなくて、違法な行為が実際に”あったかどうか”さらには”どの程度だったか”ということを争うものとなります。
裁判所では傍聴していたらよくわかるのですが、難解なワードで話したりすることはほとんどなく、素人でも理解できる感じで進められていきます。
民事裁判ならば多少の勉強をすれば自分の力でも訴訟に対応していけるような気がしてきます。これはうぬぼれとかではなく、それだけ、裁判をするということは難しいことではないと理解してもらいたいと言いうことです。
判決が出たあとのこと
判決は何度か口頭弁論を繰り返して、争点となっていたところが明らかになって、裁判官が法律に照らして答えを出します。
書面も交付されますので、あとから代理人の弁護士さんから受け取るということでも問題はありません。
さて、判決についてですが、民事裁判ではよく和解するよう裁判所からお話があります。最後まで争って判決をもらうパターンもありますが、和解をして早々に決着をつけることもできるんです。
和解に両者が合意すると裁判上の和解ということで判決が出ます。当然、通常の判決と同じように公的な拘束力がありますので従わないといけません。ですが、納得がいかないなら最後まで争えばいいのです。
今回の記事で最も伝えたかったことは、どのように裁判が進んでいくのかということもなのですが、素人の私が一番伝えたかったのは、クレーマーなどの難しい人の対応に、あなたの人生の時間を奪われて欲しくないということです。
裁判は聞けば足がすくむような感じがしますが、実は、正しいことを論理的に突き詰めて解決策を提示してくれるとても紳士的で優しいものだということを知っておいてください。
そうすることで、あなたが当事者になった場合も、あなたの知り合いが当事者になった場合も、きっと気持ちを楽にして対処することができると思うのです。
ということで、今回の記事はここまでにしたいと思います。

